第5回 ライフイベントを書き出そう
前回は、
家族構成を入力しました。
今回は、
キャッシュフロー表の中でも非常に重要な
「ライフイベント」
を入力していきます。
ライフイベントとは、
人生の中で発生する大きな出来事のことです。
例えば、
- 子どもの進学
- 車の買い替え
- 住宅リフォーム
- 定年退職
などです。
これらのイベントは、
将来の家計に大きな影響を与えます。
そのため、
キャッシュフロー表では最初に整理しておくことが重要です。
目次
ライフイベントとは?
ライフイベントとは、
人生の節目となる出来事です。
例えば、
- 結婚
- 出産
- 住宅購入
- 子どもの進学
- 定年退職
などがあります。
これらのイベントには、
ほとんどの場合、
お金が関係します。
つまり、
ライフイベントを整理することで、
将来必要になるお金が見えてくるのです。
なぜライフイベントが重要なのか
多くの人は、
現在の収入や支出は把握しています。
しかし、
将来のお金の予定までは整理できていません。
例えば、
今は家計に余裕があっても、
5年後に大学進学が重なれば、
一時的に大きな支出が発生するかもしれません。
逆に、
教育費が終われば、
家計に余裕が生まれる可能性があります。
キャッシュフロー表では、
こうした変化を事前に確認できます。
ライフイベント欄を見てみよう
キャッシュフロー表の上部には、
ライフイベントを入力する欄があります。

ここには、
将来予定している出来事を書き込んでいきます。
正確である必要はありません。
現時点で想定している内容で十分です。
おおよその費用が分かれば費用欄に記入しておきましょう。
まずは子どもの進学を書いてみよう
教育費は、
家計に大きな影響を与える代表的なライフイベントです。
サンプルでは、
現在秋菜は15歳、冬樹は12歳。
来年、秋菜は高校入学。といった感じでそれぞれの
- 高校入学
- 大学入学
の時期を記入することができます。
大学進学は特に費用が大きいため、
必ず入力しておきたいイベントです。
車の買い替え予定を書いてみよう
車を保有している方は、
買い替え時期も入力しておきましょう。
例えば、
現在乗っている車が7年目なら、
あと3〜5年程度で買い替える可能性があります。
車の購入費用は数百万円になることもあるため、
キャッシュフロー表へ反映しておくことが重要です。
サンプルでは、2026年と2036年に車の購入(400万円一括購入)を予定しています。
分割払いを予定している場合は、ざっくり年間支払い額を書いてみましょう。
住宅リフォーム予定を書いてみよう
持ち家の場合、
将来的にリフォーム費用が発生する可能性があります。
例えば、
- 外壁塗装
- 屋根補修
- 水回り交換
などです。
住宅ローン返済だけでなく、
維持費も考えておく必要があります。
定年退職を書いてみよう
50代の方にとって、
最も重要なライフイベントの一つが定年退職です。
例えば、
- 60歳定年
- 65歳まで再雇用
- 70歳まで勤務予定
など、
現時点の予定を書き込んでおきましょう。
サンプルでは、60歳定年で65歳まで再雇用を想定しています。
再雇用のタイミングで年収も大きく変動する可能性があります。
定年退職は、
給与収入から年金収入へ変わる大きな転換点です。
今後のキャッシュフロー分析でも重要なポイントになります。
退職金の受取時期も考えておこう
退職金制度がある方は、
退職金を受け取る時期も確認しておきましょう。
例えば、
- 60歳で退職金受給
- 65歳で企業型DC受給
などです。
退職金は老後資金に大きな影響を与えるため、
早い段階で整理しておくことをおすすめします。
完璧を目指さなくて大丈夫
ここで重要なのは、
完璧なライフプランを作ることではありません。
人生は予定通りに進まないこともあります。
例えば、
- 転職
- 早期退職
- 進学先変更
- 車の買い替え延期
などもあるでしょう。
しかし、
現時点での予定を整理するだけでも、
将来のお金はかなり見えやすくなります。
後から何度でも修正できますので、
まずは入力してみましょう。
入力が終わったら確認しよう
次のイベントが入力できているか確認してください。
□ 子どもの進学
□ 車の買い替え
□ 住宅リフォーム
□ 定年退職
□ 退職金受取
大まかに入力できていれば問題ありません。
次回予告
次回は、
「第6回 収入を入力しよう」
です。
いよいよ家計の数字を入力していきます。
まずは、
- 本人給与
- 配偶者収入
- ボーナス
などを入力し、
将来の収入を見える化していきます。
ここからキャッシュフロー表が本格的に動き始めます。

